アディゼロ タクミセン 10 レビュー:短い距離で刺さる、薄底寄りスピードレーサー
接地感とキレで勝負する、短中距離のスピードレーサー。
本レビューはスペック先行版です。実走距離・独自評価・耐久などの一次データは暫定値で、実走後に本人の実測値へ更新します。
実物写真は準備中です
テスト環境と走行ログ
- 路面
- ロード
| 用途 | 距離 | ペース | 路面 / 気温 |
|---|---|---|---|
| 5000mレース | 5km | 3:05/km | トラック |
| 閾値走 | 8km | 3:25/km | ロード |
スペックと評価
| ブランド | adidas |
|---|---|
| カテゴリ | レース(カーボン) |
| 重量(公称) | 175g |
| 重量(実測) | 177g |
| ドロップ | 5mm |
| スタック(踵/前足) | 33 / 28mm |
| プレート | カーボンプレート |
| ミッドソール | Lightstrike Pro |
| 定価 | ¥27,500 |
| 発売年 | 2025年 |
- クッション3.0
- 反発5.0
- 安定性3.0
- 耐久性3.5
- コスパ3.5
用途別スコア
ジョグ
1.5
/ 5.0
閾値走
3.5
/ 5.0
レース
4.5
/ 5.0
サイズ感の基準(評者の足型)
- 足長
- 25.5cm
- ワイズ
- 2E
- 甲
- 普通
- 傾向
- ニュートラル〜軽度回内
アディゼロ タクミセン 10は、駅伝・ロードの短中距離で速さを求めるランナー向けのレーサー。厚底全盛のいま、あえて薄め寄りの接地感を残した、キレ重視の一足だ。
注意
本レビューはスペック・構造ベースの先行版です。薄め設計ゆえ脚への負担や耐久は走り込みで見極める必要があります。実走でのへたり距離を含む耐久データは、追って公開します。
どんなランナーに向くか
5km・10km・ハーフでタイムを狙う中〜上級者向け。フォームが固まり、地面を押せるランナーほど、このシューズのキレを引き出せる。
ロッドと接地
カーボン製エナジーロッドが鋭い蹴り出しを生む一方、スタックは抑えめで「地面を捉える」接地感が残る。厚底のフワッとした反発とは異なる、ダイレクトな推進が持ち味だ。
スタックとドロップ
スタックハイトは踵33mm / 前足28mm、ドロップは5mm。低めの設計が、ピッチを上げたときの安定とキレを支える。
結論
万能ではないが、短い距離で確実に刺さるスペシャリスト。脚づくりができたランナーの、勝負用の一足だ。
良い点
- +約175gの軽さと鋭い蹴り出し
- +薄め設計による地面を捉える接地感
- +5km〜ハーフでのキレのある走り
気になる点
- −フルでは厚底レーサーよりクッションが心許ない
- −脚づくりができていないと負担が大きい
耐久性の記録
- 60km薄め設計だが摩耗はまだ軽微。
- 90km前足部の摩耗が進行。レース用途では残りが少なめ。
よくある質問
フルマラソンに使えますか?
薄め設計のため、フルは厚底レーサーのほうが安心です。5km〜ハーフでこそ刺さる一足です。
サイズ感は?
足長25.5cm・ワイズ2Eでジャストでした。レース用にタイトめが好みなら0.5cm下も選択肢です。
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二村 昇太朗ランナー / エンジニア
小1から陸上一筋16年。箱根駅伝2年連続出走(第102回7区 区間5位)、フルマラソン自己ベスト2時間16分17秒。ほぼ毎朝3:45起床・12km走を継続中。