アディゼロ タクミ セン 11 レビュー:カーボンを使わず攻める、上りに強い薄めレーサー
プロ4より薄くジャパンより厚い、カーボンを使わず攻める上りに強いレーサー。
本レビューはスペック先行版です。実走距離・独自評価・耐久などの一次データは暫定値で、実走後に本人の実測値へ更新します。
実物写真は準備中です
テスト環境と走行ログ
- 路面
- ロード
- 体重
- 58kg
スペックと評価
| ブランド | adidas |
|---|---|
| カテゴリ | レース(カーボン) |
| 重量(公称) | 188g |
| ドロップ | 7mm |
| スタック(踵/前足) | 33 / 26mm |
| プレート | プレートなし |
| 定価 | ¥24,200 |
| 発売年 | 2025年 |
- クッション4.0
- 反発5.0
- 安定性4.0
- 耐久性4.0
- コスパ4.0
用途別スコア
ジョグ
2.0
/ 5.0
閾値走
5.0
/ 5.0
レース
4.5
/ 5.0
サイズ感の基準(評者の足型)
- 足長
- 25.5cm
- ワイズ
- 2E
- 甲
- 普通
- 傾向
- ニュートラル〜軽度回内
アディゼロ タクミ セン 11は、アディオス プロ 4ほど厚底ではない、比較的薄めのレーサー。アディダスのレース用は厚底カーボンが揃っているなかで、自分はこの一足を「カーボンを使わず攻める」場面で使っていた。ジャパンより厚く、エボ SLより速いペースに対応できる、ちょうど中間の立ち位置だ。
POINT
本レビューは累計約200km走行時点でのインプレです。走行距離が伸びた際の耐久(ソールのへたり具合)は、引き続きこのページに追記・更新していきます。
どんなランナーに向くか
レースでカーボンは使いたくないが、厚底すぎるのも嫌でレースに出たい人に向く。ジャパンより走りやすくスピードを出しやすいので、ジャパンより厚くプロ 4より薄いシューズが好きな人、少し上りのあるコースを走る人にも合う。逆に、カーボンが大好きでもっと反発が欲しい人には物足りないだろう。
ミッドソールと反発
反発は強く、薄めながらしっかり前に進む。カーボンプレートのような硬い推進ではなく、自分の足で接地と蹴り出しを作りながら攻められる。カーボンは足に負担がかかるので、カーボン禁止のポイント練やインターバル、夏合宿の距離走のきついメニューなど、カーボンを使うほどじゃないけれどエボ SLではきつい、という練習でちょうど良かった。
スタックとドロップ
スタックハイトは踵33mm / 前足26mm、ドロップは7mm。厚底レーサーのアディオス プロ 4と比べると控えめなスタックだ。薄いぶん上りが軽い。カーボンより薄くて上りやすいのは、箱根駅伝の選手が上りでこれを履くくらいの明確なメリットだ。
耐久性の現状(約200km走行時点)
使用頻度はそれほど多くなく、約200km時点でソールの摩耗はほぼ感じない。距離が伸びてからの摩耗は引き続き見ていく。
結論
薄めで素直な接地のなかで攻めるレーサー。上りのあるコースや、カーボンを避けたいポイント練・レースに向く。プロ 4とジャパンのちょうど中間で、用途はかなりはっきりしている。
良い点
- +アディオス プロ 4より薄く、少し上りのあるロードのコースで使いやすい
- +カーボン禁止のポイント練・インターバルで、足に負担をかけず攻められる
- +カーボンを使うほどではないが、エボ SLではきつい距離走メニューにちょうど良い立ち位置
- +カーボンより薄く上りやすい(箱根の選手も上りで使うほどのメリット)
気になる点
- −人を選ぶ。レースでカーボンを避けたい理由が特になければ、優先順位はそこまで高くない
耐久性の記録
- 200km使用頻度はそれほど多くなく、200km時点で摩耗はほぼ感じない。
よくある質問
サイズ感はどうですか?
評者は25.5cmですが、25.5でも26でもどちらでも良いと感じました。厚めの靴下だと少し狭く感じる場面もありましたが、そこまで気になりません。多くの人は25.5か26のどちらでも問題ないと思います。
アディオス プロ 4とどう使い分けますか?
プロ 4より薄いので、カーボンの負担を避けたいポイント練やインターバル、少し上りのあるコースで使っていました。レースでカーボンを使いたくない人や、厚底すぎるのが苦手な人の選択肢になります。
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二村 昇太朗ランナー / エンジニア
小1から陸上一筋17年目。箱根駅伝2回出走(第101回10区 / 第102回7区 区間5位)、フルマラソン自己ベスト2時間16分17秒、東京マラソン2026出走。ほぼ毎朝3:45起床・12km走を継続中。