サブ4を狙うランニングシューズは?実走で選んだ本命とスペック候補
サブ4に高価なエリートカーボンは要りません。反発のあるテンポ系か、手頃なプレート入りで十分に届きます。実際に走ってレビューした本命と、まだ試していないけれど定番として挙がる候補を分けて紹介します。
この記事の要点
- サブ4に最上位のエリートカーボンは要りません。オーバースペックで高いだけです。
- 軸は反発のあるテンポ系か、手頃なプレート入り。練習からレースまで1足でこなせるものが現実的です。
- 本命は実際に走ってレビューした足だけ。まだ試していない定番は「候補」として分けます。
- アディゼロ ボストン 13 は、サブ4〜サブ3.5の練習からレースまで1足でこなせる定番です。
実走して選んだ本命
実際に走って書いたレビューがある足です。順位は著者の推しの順。
1
実走レビューテンポ / スピード練習adidas
Adizero Boston 13
迷ったらこれ
サブ4〜サブ3.5の練習からレースまで1足でこなせる定番。ENERGYRODS で反発があり、厚めのクッションで距離も守れます。まず挙げる本命です。
255g / 6mm / 定価 ¥18,700
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2実走レビューテンポ / スピード練習adidas
ADIZERO JAPAN 9
軽さで押したい人に
ボストンより攻めた軽量な作りで、キロ5分台をテンポよく刻めます。レース寄りに1足選びたい人向け。価格も手頃です。
177g / 7mm / 定価 ¥17,600
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スペックで選ぶ候補(実走前)
まだ実走していない、公称スペックと定評から挙げる候補です。順位はつけません。 試したら本命に繰り上げます。
未所有・スペック参考テンポ / スピード練習Saucony
ENDORPHIN SPEED 4
扱いやすいプレート入り
ナイロンプレートで扱いやすく、サブ4〜サブ3.5層の定番として名前が挙がります。カーボンの硬さは要らないが弾みは欲しい人向け。実走前の候補です。
233g / 8mm / 定価 ¥26,400
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未所有・スペック参考テンポ / スピード練習ASICS
SUPERBLAST 3
1足で長く使うなら
プレート無しで厚いクッション、練習からレースまで守備範囲が広い1足。長く使いたいサブ4ランナーに評判です。まだ試せていない候補です。
239g / 8mm / 定価 ¥26,400
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未所有・スペック参考テンポ / スピード練習Nike
ナイキ ズーム フライ 6
カーボンを手頃に試す
カーボンを比較的手頃な価格で試せるトレーナー。レース本番の一歩手前として人気です。実走前なのでスペックと定評からの候補です。
240g / 8mm / 定価 ¥18,700
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ここまでが具体的なおすすめです。上の本命は、実際に走ってレビューを書いた足だけ。下の候補は、定番として名前は挙がるけれど自分ではまだ走っていないモデルなので、順位をつけずに分けました。
以下は、この中からサブ4の1足を選ぶための補足です。
エリートカーボンは要らない
先に立場をはっきりさせておきます。サブ4に、最上位のエリートカーボンは要りません。
アルファフライやヴェイパーフライ、アディオス プロといった足は、キロ4分前後で押し切る走りに最適化されています。サブ4のペースはおよそキロ5分40秒。反発を活かしきれないうえ、寿命は短く、値段は3万円を超える。ここで背伸びして得られるものは、正直あまりありません。それより、練習から本番まで気兼ねなく履ける1足に予算を使うほうが、サブ4には効きます。
TIP
カーボンをどうしても試したいなら、ズームフライのような手頃なトレーナー系から。
エリートモデルの硬さと不安定さは、脚ができていないと持て余します。プレート入りでもクッションのあるトレーナーなら、練習でも使えて元が取れます。
練習とレースは1足で足りる
サブ4を狙う段階では、練習用とレース用を分ける必要はまだありません。本命に挙げたテンポ系は、閾値走にもロング走にもレースにも使えます。まず1足で走り込んで、脚とペース感を作るほうが先です。
もう一段速く、サブ3.5やサブ3を狙う頃になれば、レース専用の一足が効いてきます。そのときの考え方は別の記事で扱う予定です。走り始めでまだ土台がないなら、初心者向けのおすすめから入って、選び方ガイドでサイズや用途の合わせ方を確認してください。
よくある質問
サブ4にカーボンの厚底は必要ですか?
必要ありません。アルファフライやヴェイパーフライ、アディオス プロといった最上位のエリートカーボンは、サブ4のペースに対してはオーバースペックで、値段も寿命も割に合いません。反発のあるテンポ系か、手頃なプレート入りで十分に届きます。カーボンを試したいなら、ズームフライのような手頃なトレーナーから入れば十分です。
サブ4はどんなシューズで狙うのが現実的ですか?
練習からレースまで1足でこなせる、反発のあるテンポ系が現実的です。本命のアディゼロ ボストン 13 のように、プレートやロッドで反発を持たせつつクッションで距離も守れるタイプが、サブ4のペース(1kmあたり約5分40秒)と相性がいいです。まずこの1足で練習を積むのが近道です。
練習用とレース用は分けるべきですか?
サブ4を狙う段階なら、必ずしも分けなくて大丈夫です。本命に挙げたテンポ系は練習にもレースにも使えるので、まず1足で走り込むのが効率的です。距離と余裕ができて、レースでもう一段速く走りたくなってから、レース用を足せば十分です。予算を抑えたいならなおさら1足兼用がおすすめです。
初心者がいきなりサブ4を狙ってもいいですか?
走り始めたばかりなら、まずはクッション厚めのデイリートレーナーで土台を作るほうが先です。脚ができる前に反発の強いシューズで距離を踏むと、故障につながりやすい。1足目の選び方は初心者向けのおすすめ記事にまとめています。土台ができてから、この記事の本命に進んでください。

二村 昇太朗ランナー / エンジニア
小1から陸上一筋17年目。箱根駅伝2回出走(第101回10区 / 第102回7区 区間5位)、フルマラソン自己ベスト2時間16分17秒、東京マラソン2026出走。ほぼ毎朝3:45起床・12km走を継続中。